6/14/2014

ロカフェラー センターに お花でできた巨大スカルプチュアがやってくる!

ロカフェラーセンター付近を歩いていたら、巨大なアートの製作場面に遭遇しました。
大きな動物の頭のようなスカルプチュア。そして近寄って見てみると、なんと生花のプラントを一つづつ植えています。

調べてみたら、Jeff Koonsの作品でした。

この作家の作品は以前MoMAで見たことがありました。

今夏Whitney Museumで行われる個展に合わせ、その一部としてこの巨大な作品"Split-Rocker"のみ、(The Whitneyには置けないので)ロカフェラーセンターで見せるようです。
Jeff Koons "A Retrospective"
6/27 - 10/19, 2014

頭の半分はおもちゃのポニー、もう半分はおもちゃの恐竜。高さ37フィート(11メートル以上)だそうです。ペチュニア、ゼラニウム、ベゴニア、フューシャ、インパチェンス、そしてマリーゴールドの鉢を50,000こ設置し、内臓された水の循環システムにて管理するそうです。

作家自身のインタビューを簡単に訳します。「自然を用いたアートではいかに成功させるかロジックの構築が重要。一方で結局これだけの自然はコントロールしきれない。この感覚は美しい。コントロールすることと、しきれないこと、このバランスは存在というものの両極を思い起こさせる。」

以前もこういったピースを作成している経緯もあるようです。自然をつかっていてオーガニックなようで、実際にはサイエンスもテクノロジーも要する相反するような感覚を、完成品を見て是非感じとってみたいです。恐らくThe Whitneyの展示の開始の今月末に間に合わせるのではないかと思います。


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