12/31/2013

全米ナンバー1のクリスマスライツ

クリスマスは彼のお姉さんの住むコネチカットで過ごしたのですが、帰ってきてから体調を崩し、39度を超える熱が。。

もうすっかり年末のムードになってしまっている中少し遅いですが、今年初めてのNYCのクリスマスを過ごした中で見たクリスマスイルミネーションについて、もうひとつ。

テレビ局 ABC の“The Great Christmas Light Fight" でクリスマスライツデコレーションの全米一位に輝き、$50,000を手にしたという Lynch さん一家が、
彼の実家の近くということで、遊びに行った際連れて行ってもらいました。

Queens の住宅街です。
周りのおうちもイルミネーションには力を入れていて明るいのですが、その中で明らかに違う、遠目からも明るいお宅が。
近づいてみると、本当に驚くほどの電飾。音楽に合わせて動く仕掛けも多いです。
私たちも含め、受賞の今年は特に、多くの人が見に来ていて大きなお庭はデコレーションと人でいっぱいに。子供には遊園地のよう。

特別これという感想はないのですが、ひたすらすごいの一言。きっと私には1位のお宅もそれ以外のお宅も、驚くには違いありません。

その中で一つ意外だったのは、優勝者が 、Queens とはいえ、NYC から出たということ。アメリカの中でもやはりNYC は間違いなく特殊だというのはNYC の内側からも外側からも認められる事実だと思います。大きな敷地の大きなおうちで、デコレーションに大きく力を入れているのは、アメリカの郊外のイメージでした。NYC はシティには一軒家などほぼ存在しなく、アパートなので、全体のデコレーションというのはなく、窓に各個人が少し電飾をする程度です。私の住む場所もシティに程近いので同様。
それでも、少し離れればですが、いくらNYC とはいえ、クリスマスは地域との交流や各家族が皆明るい中賑やかに過ごしたいという気持ちは存在するのだな、と感じました。少なくともそれが明らかに見えた体験でした。とてもアメリカらしい。

ちなみにこれが“The Great Christmas Light Fight" のトロフィです。


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12/23/2013

Oyster Bar と Keens Steakhouse

子供の頃読んだ「窓ぎわのトットちゃん」の中に、海のものと山のものに関するお話がありましたが、
英語にも同じような表現があります。
"surf and turf" といって、surf はもちろん海を表し、芝地を意味する turf が陸のものを示します。

父と兄の滞在の最終日、私たちはまさしくそれを、それぞれの老舗2店舗に訪れて実行するという大変贅沢なランチをしました。

まずsurf- 海のもの は、Grand Central Station にあるかの有名なOyster Bar にて。

東海岸を中心とした各地の牡蠣が味わえます。日本の名前の種もちらほら。

そして、
まずオーダーしたNew England Clam Chawder です。がっつりお皿いっぱいに見られてあまり見栄えは美しくないのですが、
貝のうまみたっぷりで、特に寒かったこの日は本当に温まりました。

その間、バーの奥ではえっせえっせとオーダーの入っている牡蠣が剥かれています。
クラシックで、アーチ型の天井が歴史を感じさせます。
(Grand Central Station 自体は今年で百周年を迎えています)

そして運ばれた牡蠣とロブスター!
左側が太平洋産、右側が大西洋産の牡蠣です。やはり日本人の私には、左側が馴染みのある濃い牡蠣の味のように感じました。

何もつけなくても十分味わいのある牡蠣とロブスターの前菜に大満足です。

そしてメインとなる turf- 山ものはKeens Steakhouse へ。

こちらも1885年から続くという老舗です。入り口は小さいのですが、入ってみてびっくり、店内は古いマナーハウスのような作りで、
そして至る所に古いパイプが飾られていました。古きよきアメリカを再現というより、維持しているような店内で、ミッドタウンにいながらタイムトリップをしたような気分になります。

前菜は済ませてあった私たちは、メインのポーターハウスステーキのみを。
こちらはPeter Luger 系とは異なり、より、レストランのステーキに近い上品な味わいでした。

NYC の老舗ステーキハウスといっても、こんなにも違うものかと大変驚きます。

ステーキハウスの記録はひとまずおしまいです。一週間で3度もステーキを頂いてしまいましたが、アメリカのステーキはもたれないのでいけてしまいました!


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12/20/2013

NYCのクリスマス

胃もたれしそうなので、ステーキハウスのエントリーは一旦お休みして、
NYC クリスマスデコレーションをご紹介します。

NYC はおそらく世界で一番多様な民族と宗教の溢れる都市の一つですが、やはり街中には教会も多く、キリスト教の街。クリスマスムードは映画で見ていた以上の華やかさです。

街中がキラキラ輝きますが、その中でも私のお気に入りをいくつかピックアップします。

まずはミッドタウン
5th Ave の Fendi のブティックです。今年のコレクションで多くのフィーチャーされている、Angry Bird がデコレーションにも使われています。
すぐお隣のCartier がクラシックな赤のリボンとパンサーのデコレーションをしている中、ポップでキッチュなこもFendi のデコレーションはかわいくて私は大好きです。

もう一つミッドタウンから。
オフィスビルの合間に表れるイルミネーションのライトの大きなオブジェ。プラグまであって、かわいいです。

各デパートもウィンドウには趣向を凝らしており、人だかりができるほどですが、その中でも私の一番のお気に入りはSaks Fifth Avenue のイエティ

ちょこちょこ動いてひたすら愛らしいです。
夜には、Rockefeller Center 側から投影されるアニメーションが建物全体に上映され、音楽とともにインスタレーションを楽しめます。こちらも圧巻

もう一つ、デパートでお気に入りのデコレーションはHenri Bendel のものです。
NYC にゆかりのある人々をフィーチャーしているようです。
左奥は Liza Minneli, 手前左は Sarah Jessica Parker です。右端はMarilyn Monroe 

左奥はWoody Allen, 手前の本を開く男性は Sarah Jessica Parker の夫,Matthew Broderick です。

Whoopi Goldberg と、Audrey Hepburn もいますね

New York Times で70年以上イラストを描いてきた、Al Hirschfeld という方の作品だそうです。

こちらは、グラマシーにあるRolf's というドイツ料理のお店の中
クリスマス時期になるとびっくりするほど店内はクリスマスのデコレーションとイルミネーションでいっぱいになるのが名物になりつつあり、予約必須です。

そして最後ですが忘れてはいけないのが、Rockefeller Center ですね。
毎年カナダから送られてくる巨大モミの木のクリスマスツリーは、点灯式がテレビ中継されるほどの一大行事です。

真下のアイススケートリンクと合わせて、やはりNYC のクリスマスの代表格ですね。観光客も多く溢れる賑やかな場所です。


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Peter Luger

Brooklyn の Williamsburg が今のようにヒップになるずっとずっと前から続く老舗ステーキハウス、Peter Luger にも足を運びました。

Peter Luger はザガットで30年間ベストステーキハウスに選ばれている、まさしく老舗です。
看板にもあるよう、1887年から続いています!

周りはいまでこそアーティスティックでヒップな地域になりましたが、つい最近まで、観光客など決して訪れないエリアだったことでしょう。

日曜日のランチに訪れたのですが、予約をしたオープン時間11:45にはもう人の群れが。

中に入ると様々な評価の証がずらっと!

店内はかなり広く2階もあるのですが、すぐにほぼ満席に。

早速、ポーターハウス ステーキと、お昼限定のバーガーをオーダー
スタイルはWolfgang's と同じですがそれもそのはず、Wolfgang's は Peter Luger の暖簾分けのような存在ですので、こちらが本家!

お肉は、プロの兄に言わせるとやはり本家の勝ち!とのこと。価格は同じくらいなのですが、肉の質と熟成具合が違うようです。特に日本人の趣向にも、こちらの方が合うのでは、とのこと。

そしてバーガー
オーダーのミディアムレア を表す M. RARE の牛さんのタグがかわいいです。

塩コショウでシーズンされたパテとオニオンのみもシンプルなバーガーなのですが、これは想像を超える美味しさ!
ケチャップもマスタードも要りません。お肉が美味しい!
大きさも十分で、これで確か $11.50 だったのですが、コスパも素晴らしい。NYC でハンバーガーを食べたらどこでもそれ以上してしまうので、クオリティを考えたらかなりお得に感じます。
事実、これだけをオーダーしていた男性1人客も見かけました。賢い!

最後チェックの際には、125周年を祝うチョコレートのコインを山盛りくれました!
男性のアシスタントだけのとてもオールドスクールなステーキハウス、NYC体験のひとつとして、オススメします。


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12/16/2013

Wolfgang's Steakhouse

先週、東京から父と兄が遊びに来ていました。

兄は7年間 銀座のミシュラン ワンスターのステーキハウスに勤めており、来年春の独立を目指し現在準備中。

その勉強のため、アメリカでは主流のDry-aged beef (赤身の熟成肉) を味わうべく、滞在中はNYCならではのステーキハウスをいくつか回りました。

まず向かったのは、NYCに4店舗、その他Beverly Hills, Waikiki にもお店を構える Wolfgang's Steakhouse 

NYCで125年続くブルックリンの超有名店、Peter Luger に40年以上勤めたWolfgang Zweiner が始めた店です。Peter Luger にも後日行きました。それについてはまた今度。

私たちは一号店のPark Ave 店に行きました。33丁目にあります。


予約をしていたのですが、金曜日の6時で、既にほぼ満席。重厚な内装ですが店内は大混雑で、大きな声で話さないと聞こえないくらいの大賑わいでした。

私は正直そこまで肉好きではないのですが、感動したのは、前菜でオーダーしたクラブケーキ!
クラブケーキというと、もっとフラットで、衣のクリスピーさに頼ったものが多い印象ですが、こちらは荒い蟹の身がたっぷりで、分厚く、とてもジューシー!蟹をしっかり味わえます。
感動する美味しさでした。


そしていよいよステーキ
アメリカではPorterhouse steak と言われる、サーロインとフィレが一度に味わえる部位が人気です。Tボーンステーキなどと呼ばれますが、日本では、脊椎に近いため、BSE問題以降禁止されている部位です。こちらを二人前以上からオーダーできます。

熱々がサーブされ、早速頂いてみました。日本の霜降り肉とは違い、もっとリアルに肉の味が濃くしっかり味わえます。熟成肉は最近日本でも流行り始めていて何度か行きましたが、やはりアメリカの肉はいい意味でがつんと力強いです。

フィレも頂きました。
柔らかく、そして驚くほどあっさり頂けます。

フレンチ フライ山盛り!

やはりアメリカのお肉は日本と全く違います。日本の肉のような濃厚さはありませんが、赤身肉のワイルドさがある一方、脂が少ないため身体に重さが残りません。

こちらのお店は日本でも展開のある Wolfgang's Puck とは全く関係ありません。NYCらしさたっぷりの高級ステーキハウスです。来年2月には初の海外店舗として六本木にオープン予定だそうです。

次回はPeter Lugerについて記述しようと思います。


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12/04/2013

Kale ケール

日本ではあまり見かけなかった気がするのですが、こちらではケールがフレッシュで売っています。日本では青汁のイメージだった気がしますが。。

刻んだゴートチーズとラズベリーのヴィネグレットでサラダにして頂きました。この日はコーンブレッドも焼きました。

ケールは苦くなく、とてもフレッシュな青野菜のお味です。少し硬さはあるので、気になるようだったら、炒めてパスタと一緒に食べても美味しいです。

今一番ハマっている食材です。


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Ice Skating at Bryant Park

Bryant Park でアイススケートをしてきました。
大きなクリスマスツリーがきれいです。

アイススケートのリンクの利用は無料。アイススケートシューズのレンタルは$15 です。自前のものがある場合は持ち込み可能。
荷物の預けは$10で、かなり大きな袋を渡されます。私たちは6人で行ってリュックやスニーカーやブーツ全て入ったので、$10を割り勘で済みました。
ニューヨークでアイススケートするなら、Bryant Park はかなりお得だと思います。
平日午後だったので、そこまで混雑もしていませんでした。

レンタルしたシューズに履き替えて。少しきつめを選ぶことをオススメします。

大人から子供まで、初心者からスピンする人まで、様々です。

私は小学生以来だったので最初は腰が引けていましたが、少ししたら壁から離れることができて、
こわかったけれど、

最後には普通には滑れるようになりました。

また行きたいと思います。

ちなみにリンク内にはSkate Gurad がいて、転んだら助けてくれます。
リンク内は写真撮影禁止で、彼らが見回っていて注意もされるので注意です。


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11/25/2013

Solomon R. Guggenheim Museum

土曜日、ケーキの後はグッゲンハイム美術館に行ってきました。
土曜日の夜は5:45 PM 以降 閉館までは、入館料がドネーションとなります。寄付額は入場者に委ねられます。Pay what you wish, 希望額だけ払って ということ。私は学生の身分なので、普段の$20を超える料金はとても高額なので助かります。あくまでアートを楽しむこと、これからも楽しめることを望む前提で、自分自身の思う金額を払います。

ただ、こういったお得な時間帯は多くの美術館がそれぞれ設けていますが、世界中の人がアートを求めて訪れるNYC, 混雑は必須です。5:40 美術館を訪れた頃にはもう真っ暗な上、氷点下近くなる中外で20分程度待ちました。。。

約ワンブロック分くらい並びますが比較的スムーズに進んだので乗り切れました。

グッゲンハイムは貯蔵作品のみならずその独特の存在感を放つ建築でも有名です。



外からも圧巻ですが、中も、その螺旋状の造りに合わせてアートを感じることができます。


下を覗き込むと少しこわいくらい。

常設展に合わせて、今回は全体は Christoher Wool というアメリカのアーティストの展示でした。

エナメルを使った文字の作品と



そして


主にライスペーパーにオイルで描かれたペイント作品


写真作品もありました。日本に訪れた際の写真もあったようですが、あまりに作家ならではの視点からで、日本人の私にもどれが日本で撮られたものかわかりませんでした。気になるところがかなり詳細だったのでしょうか。

おまけで、大好きなKandinsky 

こちらは常設です。

是非ぐるぐる周りながら楽しむべき美術館ですが、もし疲れた際はエレベーターも。

うまく撮れなかったのですが、半月型でかわいいです。

やはりグッゲンハイムは美しい美術館で、他にはない存在です。
また新しい展示にも足を運びたいです。


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